私が、就職したころ。
まあ。寝る時間を削っていっぱい働ける人が「かっこいい」「仕事ができる」って感じでした。実際、私も、諸先輩に憧れていた。いろいろ言わず、もくもくと仕事をする。仕事ができる。のを目指していました。
そのことを否定するつもりもないし。必要な時もあります。
どうすれば寝る時間が削れるか。短い時間でも眠くならないかということを考えて試していた時もありました。寝る時間が短くなると心と体が不安定になるのも、わかっていましたが。それは、「慣れ」「気持ち」でなんとかするものだと思っていました。
最近まで、同僚から「ちゃんと寝た方がいいよ」と言われていましたが、「寝た方がいい」というのは思っていても、どこかで、睡眠不足を甘く考えていたかなと思います。
「眠ること」についてきちんと考えるようになったのは、自分をコントロールする際に「エネルギー」が必要だということ。そして、そのエネルギーには「眠ることが欠かせない」と気づいてからです。「きちんと眠ること」は体と心をコントロールしていく上で、欠かせません。眠いとか眠くないとか、集中力があるとかないとかというレベルの問題ではなく、きちんと眠れていないというのはもう、「別人として過ごしている」くらい睡眠は大切です。もし、私と同じように「やっぱり寝る時間は短い方がいい」と考えていらっしゃる方は、少し、眠ることについて、考えてみていただけると嬉しいです。その際に参考になることを、「眠ること」と「自分と向き合うこと」に書いていきたいと思います。