他人を変えるのは難しいし、ものすごいエネルギーも必要。自分を変えてしまう方が簡単。良く言われる事だと思います。不都合な環境、理不尽な出来事。etc。そんなことに振りまわれるよりも、その中で、どうすれば、ストレスなく生きていけるのか。あまりにも合わなければ、どうすることも出来なければ、体や心が病む前に、撤退するしかないですよね。でも、自分が変わる事で、なんとかなるなら。
自分を変える。それも難しいですよね。良く寝た方が、いい。運動した方がいい。自分に合わないものは食べない方がいい。そう言われてもなかなか出来ない。なぜだろう。
私なりの答えは、自分が「いとおしい」からだと思います。特に「○○しないからダメ」と言われたら、いやになりますよね。「○○しない自分がいけない」プラス「今の自分はダメ」と言われているのですから。自分が悪くない理由をあちこちから探したくなりますよね。適当な理由が見つかった時は、心穏やかになりますよね。自分を変えるのだって難しい。
「the power of yet」「まだの力」という言葉があります。書籍では「マインドセット」という邦題であります。常に自分が発展途上で、「まだ、できない」(今、出来ないだけで、いずれ出来る)と思うことで、出来る人をに対して、劣等感を持つこともないし、自分を否定することもない。受け入れることができるから成長できる。という考え方です。
もう一つ。「できなくたっていいじゃん」これは書籍であったかわからないですが、人は様々だということです。正直、減点主義の日本では社会的に認められないかもしれません。でも、思うのです。「なぜ○○さんに出来て、あなたにはできないのか」言われれば、切ないですよね。でも、上記の通り「できなくたっていいじゃん」と、思うのです。「○○さんはすばらしい。でも、私には私のいいところがある。違う人間なんだから、同じにはならない。」
それは、変わらないという事では???そうではありません。やっぱり持って生まれたものってありますよね。得て、不得手ってありますよね。いろいろ工夫してみて、改善はできても、他人にはなれない。まして、自分で考えてしているのだから、すべて他の人の言うとおりにできないですよね。守らなければいけないルールの中で、自分の考えで行動しなければ、なにがなんだかわからないですよね。だから、「できなくたっていいじゃん。もしかしたら、その内できるようになるかもしれないし。」
自分は「いとおしい」でも、今の自分がすべてではない。そして、変わっていく自分を作っていく、今の自分を信じて、一つ一つ、試行錯誤しながら、積み重ねて行ければ、未来は楽しい!かなと思います。